※この記事は法的な事実に基づいて作成されたものではなく作成者の経験を元に書かれています。
法的なことは専門家にお問合せください。
日常生活を送っていて突然結婚相手から離婚調停を申し立てられたらどうしますか?
もちろんそんなことになるくらいだから夫婦間で薄々そういう空気が流れていたと思います。
(モラハラ×大人しい人の組み合わせだと気がつかないパターンが多いそうですが。)
でも、まさか今日だとは思いませんよね?
我が家も「子供達の体操教室の制服を買い揃えていい」と言われた翌日に弁護士から申立書が届いて
「今日かよ!」 と思いました。
当然パニックになるかたが多いと思います。
当たり前のようですが
『焦らない』が鉄則です。
緊急時に焦ると絶対失敗します。
ちなみに私は焦って色々失敗しました…
もちろん人生を左右することをすぐに決めるのは難しいです。
でも結婚離婚は0か1ではありません。
申立書に1回目の調停日が書いてあるのでかなり焦ります。
でも誰かに相談する前に0.5や1.5でもいいので大体の自分の方向性を決めた方が時間とお金の損失が少ないです。
これは自分の体験を踏まえた意見です。
夫の借金や夜遊び、育児放棄がありなんとなく(夫婦として長続きしないな…)とは感じていましたが
まさか上の子が不登校になりかけの時に離婚になるとは…
一番子育てが忙しい年度末、年度始めに申し立て書が届くとは…。
私はパニックになって失敗したなぁと後悔するところがあります。
これから調停を行う皆さんには是非冷静に対応して少しでもスムーズに調停を行ってほしいです。
難しい問題ですが、以下の3点を早めに決めるのがおすすめです。
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これまでに色々あったからこうなったと思いますが、子供のことやお金のことを考えると簡単に決められません。
でもこれが決まらないと弁護士も頼めないし、調停もできません。
- 離婚する
- 別居する
- 離婚しない
決まらなければ弁護士に相談してもいいです。
弁護士の都合のいいように導かれる危険性(成功報酬が多いので離婚でなど)はありますが、法的な見方で離婚した方がいいかどうか判断してくれます。
弁護士によっても意見は色々。
『金銭的に不安なら調停では一旦拒否しよう』
『どうせ裁判になるから2回目で受け入れよう』
私も金銭的体力的事情から絶対離婚しない!と思って弁護士相談に行きました。
しかし、我が家はすでに夫が勝手にでていってしまっており、調停になるまでは生活費がちゃんと入っていて『悪意の遺棄』にも当たらないので、断っても数年後には裁判で離婚になってしまうだろうということでした。
それでも弁護士さんは「生活が心配なら拒否しましょう」と言ってくれましたが…。
子供が小さい&障がいがあるからそんなに急に離婚は認められないと思っていたらSNSで『状況によるので私は子供が幼稚園なのに1年の別居で離婚が認められてしまった』という人もでてきて…
息子も荒れてしまってこの状態を長期間続けられないだろうとおもったので離婚を決意しました。
正直、調停では弁護士は必要ありません。
また、1回目の調停から付ける必要もありません。
『離婚しません』といえば調停は離婚を拒否できます。
調停員は折れそうな方を説得してきますが、絶対に離婚しないと主張できる強い意思があれば大丈夫です。
弁護士をつけた方がいい人は
- メンタルがしんどくて人に任せたい人
- 仕事や育児が忙しくて調停の準備ができない人
- 条件が良ければ離婚してもいい人
- 相手に弁護士がついていて不安な人
私は全部だったので弁護士をつけました。
法テラスを使う方法もありますが、どちみち高額ですし自分でできる方はつけなくても大丈夫です。
また、条件があるので誰でも利用できるわけではありません。
最初からつけた方が分かりやすいですが途中からお願いすることも可能です。
私は結果的に(結果でてないけど令和4年9月18日現在)この辺で後悔しています。
また後日細かく書きたいです。
とにかく親が悩んだりパニックになっている間は伝えてはダメだと思います。
隠すのも難しいのですが…
伝えるのは離婚が気持ちの中で決定してから。
離婚後の生活を親が前向きに考えられるようになってからがいいです。
親の不安、迷いに子供が引き摺られます。
親だけでなく子供も不安定な気持ちになり辛い経験をさせることになります。
不安だし悩むし本当に大変ですが、正直親が笑ってさえいれば子供への離婚のストレスはかなり軽減されます。
私はこれに大失敗して進級の時期に子供を大変不安定な気持ちにさせてしまい友達近所を巻き込んで大事件が勃発しました。
これも難しい問題なので後日別で記事にしたいのです。
■結論
突然のことで焦りますが、上記3つを大体でいいので決めることです。
(とはいえ、私自身は育児が限界だったこともあり半月寝込んだので大きなことは言えませんが…)
おそらく申立書が届いて1カ月後あたりに調停が設定されていると思いますが、正直調停の期日は延ばせます(仕事、体調不良など)し、急に結論が出せないと話を聞きに行くだけでも大丈夫です。
(逆に弁護士を付けてしまうと代理人として出席されてしまうのでしまうので2回目以降の調停は延ばしにくくなります)
私は知らずに親にせっつかれて慌てて弁護士をお願いし高額なお金を支払うことに。
良かったこともあり後悔もあります。
また、もう少し考えて選べば良かったなと思ったこともあります。
とにかく急ぐことはないので落ち着いてゆっくり進めた方がいいです。